渡辺雄一郎シェフは、ずっとエリートコースを歩んできた。辻調理師専門学校のフランス校、 クールシュヴェルとサントロペの二つ星ル・シャビシューでの研修。その後ル・マエストロ・ ポール・ボーキューズでポジションを得ても、ロビュション・グループでシェフを任されて も、そのまま上のポジションを目指すのではなく、他シェフの店に修行に出てはまた戻って 腕を磨くという、常に厳しく研鑽を意識し実行してきた料理人である。
La Bonne Table は開店当時から、兄貴店であるLʼEffervescence と同じ精神を持って、生産者 との太いつながりを大切にし、彼らに敬意を表し、その技量と栽培の心をそれらを食するお 客様に最大限に伝えられるように調理に取り組んでいる。
LA BONNE TABLE はおよそ 10 年前に LʼEffervescence の姉妹店として、東京の東側江戶 の香りが強く残る日本橋にオープンした。その店名は、LʼEffervescence 生江シェフのリク エストによって、ミシェルがつけたものだ。
St Pierre は、まだ江戶時代の雰囲気、下町情緒が豊かに残っている、東京の東側に位置する 人形町というエリアにある人気のビストロだ。フランス料理の著名シェフを始めとしたこ の業界の人々、ヨーロッパ線のフライトアテンダントなど、フランスの食文化に精通した常 連を多く持つ店として知られる。