中村和成シェフが 「畑の野菜たち 」を創り上げる道具とアプローチについて語る。

La Bonne Table は開店当時から、兄貴店であるLʼEffervescence と同じ精神を持って、生産者 との太いつながりを大切にし、彼らに敬意を表し、その技量と栽培の心をそれらを食するお 客様に最大限に伝えられるように調理に取り組んでいる。 中村シェフは、そんな野菜たちと 10 年毎日対話をし続けてきた自負があり、そしてもちろん自信もある。こちらのコースでアミューズに続いて出される野菜プレートには、過剰さも 過小さも見たことがない。

素材の質の高さを抜群のバランスで支えるコンポジションすら も意識させないような料理をカジュアルに出してくるこのレストランの最初のディッシュ として本当に相応しい一品だ。 このビデオは、中村シェフがそれらの野菜プレートを作りながら、Michel BRAS の道具に ついて語ってくださったところをとらえたもの。彼の野菜との関係性がよくわかるひとときとなっている。