カップ (中）by　徳田吉美

HS Code: 6914.90

直径：6.2センチ

高さ：7.4センチ

作品について

漆蒔と言うほとんど廃れてしまった技法を積極的に採用し、それによってでしか出ない独特な深みのある繊細な色を探求しながら作られる作品群。漆をテレピン油で緩めて作品に塗る。半乾きになった漆に粉上の絵の具を付着させて焼く事によって独特の色と風合いが得られる。鮮やかながら時間が経過したようなニュアンスもある他にはないトーンは、テーブルにあってはもちろん、棚に置かれてもそこから独特な語り掛けをしてくる。

徳田吉美

名古屋生まれ。東京の武蔵野美術大学で絵画を専攻。東京で、メディアや広告制作などの仕事に従事するが、1990年頃から陶芸に深く惹かれ、多治見工業専門学校で再学習。卒業と同時にSTUDIO TOKUDAを設立。2016年に美濃陶芸永年保存作品選出など。